阿野順一の映画・ドラマ評論。

阿野順一、33歳独身。好きなドラマや映画、バラエティ等々・・・好きなものをこのブログに綴っていきます。

ドラマ花咲舞が黙ってないが面白かったです!

こんにちは、阿野順一です。

今日はドラマ花咲舞が黙ってないを観た感想です。


半沢直樹が凄く面白かったので、同じ原作者であるこの花咲舞が黙ってないも楽しみだったんですよね。

このドラマを観た正直な感想は・・・良い意味で裏切られました。

 

半沢直樹が硬派な銀行系のドラマで、こちらも銀行が舞台ということで緊張感溢れるドラマかと思っていたのですが、杏さん演じる花咲舞の明るい性格と全体的に賑やかな登場人物のおかげで楽しい雰囲気のドラマでした。 

 

それでも凄いなと思うのは、楽しい雰囲気の中でも銀行や金融のシビアな展開もあったんですよね。

基本的には金融関係で悪いことしている人たちを花咲舞が暴くというストーリーなのですが、どんどん突っ込んでいく花咲舞に対してズル賢い相手。

 

普通に考えれば花咲舞が不利なんですけど、そこを補ってくれる相棒がいるのです。

それは上川隆也さん演じる相馬健です。

行動派の花咲舞と、頭脳派の相馬健のタッグがこのドラマ最大の魅力ですね。

単に連携するだけじゃなくて、敢えて花咲舞には作戦を伝えず彼女には自然な動きをさせておいて、相手の様子を伺ったりするのも面白かったです。

キャストも絶妙で杏さんのパワフルさと上川さんの聡明さがよく表れていました。


こんな話してたらまた観たくなってきたんで、この辺で失礼します。

天皇の料理番は阿野順一のおすすめドラマ!

天皇の料理番は、元々杉森久英原作の小説であり、三回ほどテレビドラマになった経験のある小説の一つです。

実際に存在した、宮内庁の料理人を主人公に青年期から、料理長になるまでを細かく描いた作品になっており、原作の時点でかなり面白みを感じました。


阿野順一は、ドラマについて思うことがありますが、最近のドラマはあまり作りこまれていないため毎週見たいというドラマはないように思えます。

しかし、天皇の料理番に関しては、どこか惹きつけられるものがあったために、最終話まで見てしまいました。


主人公である秋山徳蔵にはどこか共感する部分が有り、料理人というものが苦労をするのかということを感じさせてくれました。


実際に見てて思ったのですが、ごく普通の少年が努力を重ねて宮内庁の料理長を務める姿を見ていると、どのような身分でも努力すれば一流の両人になれるのだということを学びましたよ。

そのため、ドラマの脚本としてはかなり面白い内容になっていると思います。

また、主人公を務めるのは佐藤健であり、イケメン俳優として名高いのですが、彼の演技はどこか惹きつけられるものがあって、毎週毎週録画してまで見たいと思うドラマでした。

少しコメディチックな内容も入っているため、固すぎないドラマだった印象です。

スターウォーズ・フォースの覚醒は凄かった!

こんにちは、阿野順一です。

今回はあの大人気シリーズのスターウォーズ・フォースの覚醒を見に行ってきました。

この映画はスターウォーズシリーズの第7作目にあたるものであり、3部作に分けられたうちの最初のストーリーです。
6作目の戦いから30年後の世界が舞台となり、主人公はルーク・スカイウォーカーではなくとある惑星の廃品回収者のレイという女性に変更されています。

ダース・ベイダーがいなくなった今、新たな敵であるファーストオーダーと呼ばれる組織とルークの妹であるレイア・オーガナ将軍率いるレジスタンスと立ち向かいながら行方不明となっているルークを探すというストーリーです。
全シリーズを通して見ていたので、随所にルークやアナキンが使っていたライトセーバーが出てきた時や過去作の名シーンが見れたのが個人的に凄く印象に残っています。

BB‐8も可愛いですし、物語のカギを握っているといっても過言ではありませんでした。

そしてサブタイトルであるフォースの覚醒の通り、作中で主人公であるレイの内なるフォースが覚醒したシーン、そしてR2‐D2がルークに出会う為のカギを握っているという展開など、最初から最後まで見逃せないストーリーでした。

6作目から数十年が経っていたので、あの続きが見れるということで興奮冷めやらぬという状態が終始続いていました。

数時間並んで観賞した時の興奮は今でも忘れません。

行政書士や弁護士が活躍する印象的なドラマ!

阿野順一です。今日は昔見た印象深いドラマをご紹介します。

それは「特上カバチ!!」というドラマで、2010年にTBSで放送されていたドラマです。行政書士や弁護士が登場するドラマで、社会的に困った立場に立たされた人たちを法律の知識で救っていく内容です。

このドラマは同名のマンガを原作としているのですが、いい感じで雰囲気が再現されていると思います。


基本的に1話完結の方式でドラマが展開するのですが、毎回、大変な事態になってしまった人たちが救われていくのが最高です。

逆転劇というのでしょうか、追い詰められた状況が見事に好転する様子は本当に盛り上がりますし、スッキリします。

また、行政書士事務所で働く主人公を櫻井翔が演じていて、ヒロインの同僚役が堀北真希です。

このふたりのコンビがなかなかいいです。

ドラマの初期は、このコンビはうまくいっていないように描写されますが、だんだんお互いが理解しあう描写に変わってきます。

主人公が住んでいるアパートの管理人役として出演している渡部いっけいも脇役とはいえ存在感があります。
困った人が法律の知識で助けられる描写は、かなり現実的なものとして印象的です。

知識不足のために損をしたり遠回りをすることは現実にありますから、勉強や調査は大事だなと今でも感じています。

離婚弁護士はかなりリアルに描かれている!

阿野順一は、離婚弁護士がかなりリアルに描かれていると感じました。

 

というのも、裁判を題材にしたドラマはかなり多く存在しているのですが、離婚となるとかなりドロドロとした内容になるために、ゴールデンタイムではあまり放映することができないというのがありました。

 

しかし、当番組は、バラエティ要素も含んでいるためにただドロドロした離婚のドラマではなく、面白さも兼ね揃えた番組だったのです。


天海祐希主演のテレビドラマですが、独立して事務所を立ち上げたものの顧客を取られてしまい、泣く泣く家事問題を担当することになったところから始まります。

そして、離婚を中心とした裁判を行っていくという脚本になっているのですが、離婚の理由などもかなり細かく設定されており、場合によっては脚本家の意図が全くわからないこともあり、少し難しい内容のドラマだと感じました。

しかし、所々バラエティ要素も含まれているために、単に難しいドラマというのではなく、楽しみながら見ることができるドラマでもありました。 

 

そして、この番組の一番の見所は主人公天海祐希の成長です。

最初は、家事問題を担当するのをかたくなに拒んでいましたが、話が進んでいくに連れて徐々に自分自身を見つめ直していくというところに、少し感動してしまう場面もありましたよ。

型破り弁護士が痛快すぎるリーガルハイというドラマ

こんにちは、阿野順一です。


今回ご紹介するドラマはフジテレビで放送された弁護士ドラマ、リーガルハイです。シーズン2の平均視聴率が18.4%を記録したこのドラマ、毎回楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。


なんといっても堺雅人さん演じる古美門研介が痛快の一言です。

自身の欲に突っ走りながらも担当した事件は負けなし、高額な報酬を要求しても依頼をきっちりこなす姿は見ているだけでストレス解消になりました。

ヒロインの新垣結衣さんとのコンビネーションも抜群で、恋愛要素をほぼ絡めない辺りはストーリーに自信があったことを窺わせます。


このドラマの楽しみの1つに、古美門研介の長尺のセリフがあります。

5分以上もノーカットでしゃべり続けるシーンは今でも語り草です。そのような長いセリフは必ず決めのシーンに使われていたので、印象に残っている方も多いでしょう。

 

堺雅人さんはセリフが長く印象的なものになるように積極的に演出提案をされていたそうです。演技派といわれる所以が垣間見えるエピソードですね。


言いたくても言えないことを、躊躇うことなく言葉にして勝利する古美門研介はある意味で法曹界のヒーローでした。続編を希望します。

ガキ使の魅力とは?

阿野順一がダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!という番組について紹介します。
通称ガキ使として長い間放送され続けている当番組は、お笑いコンビダウンタウンをはじめ、ココリコや月亭方正をレギュラーに迎えてさまざまな企画に挑戦する番組です。

 

ゲストとして多数のお笑い芸人やアイドル、ミュージシャンなどを招くこともあります。


阿野順一自身も約3年ほど欠かさず視聴しているのですが、ガキ使の大きな特徴はこれまでに無いテレビ番組であることだと考えています。

シリーズ化されている企画もありますが、基本的に毎週異なる企画をレギュラー陣5人を中心に繰り広げています。

また、プロデューサーやディレクターが参加することもあり、それぞれの個性をいかした企画が魅力的です。

人気企画となっている七変化シリーズでは、レギュラー陣以外のお笑い芸人たちが出演者を笑わせようと文字通り七変化に挑戦します。

1人笑うたびに1000円支払う仕組みになっており、そのお金は寄付という形で社会に貢献しています。

番組の面白さはもちろん、社会貢献にもつながる番組となっていることに感銘を覚えます。

マニアックな笑いから凝った笑いまで、たくさんの企画で視聴者を楽しませてくれる番組です。

バケモノの子を観ました!

どうも阿野順一です。


今日は映画バケモノの子を観た感想について書きたいと思います。

(最近TSUTAYAで借りて観ました。)

 

バケモノの子は時をかける少女サマーウォーズで有名な細田守監督の4作目の長編オリジナル作品で、海外の映画祭のコンペティション部門にもノミネートされるなど評価も高くて、鑑賞するのを楽しみにしていました。

 

内容は人間の世界に住んでいる少年(蓮)と化物の世界に住むバケモノ(熊徹)の交流を描いた話で、可愛くてポップなキャラクターが登場しながらも人間の深層心理を的確に描写した細田作品特有の仕上がりでした。

熊徹役に役所広司、蓮役に宮崎あおい、その他にもリリー・フランキー津川雅彦広瀬すずなど、声優陣も豪華で非常に見応えがありました。

最近の邦画は登場人物の感情の変化を登場人物自らのセリフで説明してしまうことが多いのですが、キャラクターのしぐさやセリフの間で表現する細田監督の演出の上手さには感心させられました。

親子の絆や大切な人を失った喪失感などの難しいテーマを扱っているからといって大人しか楽しめないということはなく、魅力的なキャラクターが躍動感たっぷりに動きまわる冒険活劇として子供から大人まで楽しめる作品です。